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Co-work 2021
実施報告

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完成作品 「The Carnival of Life」

Co-work 2021は作品のテーマを「花鳥画 Ver.2021」とし、身近な自然の楽しさや美しさを独特の画法で描き太古から人々に喜びをもたらしてきた花鳥画を、現代風にアニメーションで表現することを目的に掲げた。魚・虫・鳥・花・小動物をモチーフにした5部構成の音楽と、それぞれに短編アニメーションを合体させ、本作は完成した。

チーム 魚/Team Fish

Team A Members

チームメンバー

XU Shuang、新海 大吾、KIM Sorin、WANG Zhen、羅 絲佳(サポートメンバー)

技法

Digital Painting、Cutout Animation、Compositing、Editing

上映時間

1分02秒

コンセプト

自由と美を追い求める魚を描く。

ストーリー

水槽に暮らす一匹の孤独な魚。絵に描かれた魚を見つけ、一緒に遊びたくなる。水槽から飛び出して絵の中の世界へ…!

チーム 虫/Team Insect

Team B Members

チームメンバー

JEONG Haeji、谷村 泉美、YANG Zhennan、XU Xiaoyu、YU Yilang(サポートメンバー)

技法

Digital Painting、Hand-drawings、Stop Motion animation、Compositing、Editing

上映時間

1分08秒

コンセプト

様々な画法間のコミュニケーションと統合を模索する作品。有名な芸術作品の持つ魅力は失われることがない上に、自然や社会、そして我々人間について無限のストーリーを語っている。この作品では、鮮やかな芸術様式のなかを筆書きの蝶が旅していき、我々を誘う。同様に、人間も、色々な生き方と出会い、選択し、慈しむことができる。何事も、受容の気持ちを持って向き合えたらいいな。

ストーリー

最近美術館にやってきた蝶の絵にはまだ仲間がいない。月明りに照らされ目覚めた小さな紋白蝶は、有名な絵画や画風のなかを冒険しながら、友達を見つけていく。

チーム 鳥/Team Bird

Team C Members

チームメンバー

チャール・ハルマンダル、鈴木 里菜、CHOI Hansol、ZHAO Xiangtan、XING Danli、岡田 詩歌(サポートメンバー)、CHEN Jiangyu(サポートメンバー)

技法

Digital 2D Animation, Motion Design, Stop Motion, Digital Composition and Visual Effects

上映時間

1分00秒

コンセプト

ビジュアルを使って言語の壁に打ち勝とう。「鳥」というモチーフを使って、4つの異なる文化と言語をつなげる。

ストーリー

ノートのなかに現れるトルコ、日本、韓国、中国の紹介文。すると、4つの言語それぞれから卵が出来上がる。卵からは「鳥」を表す文字が生まれ、そして本物の鳥へと変身する。紙の上で戯れていた鳥たちはやがて飛び立ち新たな冒険へ。

チーム 花/Team Flower

Team D Members

チームメンバー

付 美君、中川 沙羽子、JANG Dongin、JIANG Dan、SHI Qiqi、SUN Yifeng(サポートメンバー)

技法

Digital Painting, Key Frame Animation, Compositing, Editing

上映時間

1分15秒

コンセプト

唐代の詩人、李白の詩をもとにした作品。詩情あふれる画で、蓮の命、蓮池の美、そして東洋の芸術観を表現する。

ストーリー

朝、トンボの口づけで開く蓮の花。目のくらむような美しさだが、その美は永遠のものではない。夕暮れとともに花びらは散っていく。

チーム 小動物/Team Team Small Mammals

Team E Members

チームメンバー

CHEN SiYu、川畑 那奈、LEE Jihaeng、LEE Sanghwa、MENG Ying、LIN Xinqi(サポートメンバー)

技法

Digital Painting, Hand Painting, Compositing, Editing

上映時間

1分09秒

コンセプト

作品に採用した小動物のかわいらしさを表現することを目標とする。それぞれの動物に特徴的な魅力を設定し、それを強調するための構成にした。前半は古典的な画面で過去を描き、後半は現代の荒れた感じを醸すために絵も動きもトーンダウンした。観る人が小動物に同情し、彼らの現状を改善することを考えるきっかけになればと思う。

ストーリー

大昔は、動物は自由に動き回り、ダンスパーティーを開いたりして命を満喫していた。しかし現代では、彼らの行動は制限され、楽しみもない退屈な世界に生かされている。でも、もしかしたら、ほんのちょっとしたことで彼らも喜びを見つけられるかもしれない。もう一度、たわむれ楽しめる日がくることを夢見ながら。

メンバー

参加教員・スタッフ

東京藝術大学(Tokyo Geidai)

岡本美津子、江口麻子、牧奈歩美、齊藤光平、伊藤有壱、山村浩二、布山タルト、面高さやか

韓国芸術綜合学校(K'ARTS)

LEE Jungmin、KWAK Youngjin、Jinny Hyejin CHOO、LEE Kyunghwa、OH Sanga、KIM Gojin、YUN Soonjae、CHO Jeongyeon

中国伝媒大学(CUC)

JIA Xiuqing、WANG Ye、CHENG Xing、WANG Jue、LIU Shuliang

3大学からの参加学生

東京藝術大学(Tokyo Geidai)

川畑 那奈、新海 大吾、鈴木 里菜、谷村 泉美、中川 沙羽子、チャール・ハルマンダル、付 美君

韓国芸術綜合学校(K'ARTS)

CHOI Hansol、JANG Dongin、JEONG Haeji、KIM Sorin、LEE Jihaeng、LEE Sanghwa

中国伝媒大学(CUC)

MENG Ying、CHEN SiYu、ZHAO Xiangtan、JIANG Dan、SHI QiQi、XU Shuang、WANG Zhen、XING Danli、YANG Zhennan、XU Xiaoyu

音楽

高橋 宏治

サポートメンバー

羅 絲佳(TG)、YU Yilang(CUC) 、岡田 詩歌(TG)、CHEN Jiangyu(CUC)、SUN Yifeng(CUC)、LIN Xinqi(CUC)

実施概要

4月 3大学オンラインスタッフ会議において実施形式、日程、テーマなどを協議
作品内で使用する楽曲テーマの協議および発注
5月 各大学でCo-workの概要をアナウンス
参加学生の募集と決定

プレ企画ステージ

6月16日 参加学生の自己紹介
6月23日 5部構成の楽曲を作曲者のコメントと共に発表し参加学生の希望パートを聴取
6月30日 中国伝媒大学のWANG Yaping教授による花鳥画の講義
7月21日 ストーリーボード案の提出締め切り

企画ステージ(オンライン)|ホスト校:東京藝術大学

7月26日 オープニングセレモニーおよび説明会
グループ作業
報告会(各チームの企画案と技法、メンバーの役割をディレクターから発表)
7月27日 朝会、グループ作業
講義「Animate to Communicate - Approaches for making better animation」
講師:稲村武志氏(アニメーター)
調整担当:東京藝術大学
7月28日 朝会、グループ作業、報告会
(各チームのディレクターからストーリーボード、アートディレクターからビジュアルデザインの発表)
7月29日 朝会、グループ作業、報告会
(各チームのアニメーションディレクターによるアニメーションテストの発表)
7月30日 朝会、グループ作業、アニマティクス提出、中間発表
東京藝術大学監修「ヴィヴァルディ『四季』ミュージックアニメーション」オンライン上映会

制作ステージ(オンライン)|ホスト校:中国伝媒大学

8月2日 朝会、グループ作業
講義「The Story of Our Company」
講師:Ms. Li Shujie(Chengdu L Square Culture Communication Co.,Ltd.共同創業者)
調整担当:中国伝媒大学
8月3日 朝会、グループ作業、報告会
8月4日 朝会、グループ作業、報告会
8月5日 朝会、グループ作業、報告会
8月6日 朝会、グループ作業、作品提出締め切り
8月7日 完成上映会、ZOOM祝賀会

アンケート集計結果

回答者:参加者全23名の内22名

Co-work に参加してよかったですか?

  • とても良かった:13名
  • 良かった:6名
  • どちらとも言えない:3名

Co-work に参加してあなたの能力は以前よりも伸びたと思いますか?

  • 強くそう思う:12名
  • ある程度はそう思う:4名
  • どちらとも言えない:5名
  • あまりそう思わない:1名

どのような能力が伸びたと思いますか?

  • 強くそう思う
  • ある程度はそう思う
  • どちらとも言えない
  • あまりそう思わない
  • 全くそう思わない

機会があればもう一度Co-workに参加したいですか?

  • 強くそう思う:11名
  • ある程度はそう思う:5名
  • どちらとも言えない:3名
  • あまりそう思わない:3名

あなたの友達や後輩にCo-workへの参加を勧めますか?

  • 強くそう思う:15名
  • ある程度はそう思う:4名
  • どちらとも言えない:3名