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文科省採択「キャンパス・アジアプラス」事業 東京藝大
Tokyo Geidai Campus Asia Plus : Overview

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概要

文部科学省「大学の世界展開力強化事業」
アジア高等教育共同体(仮称)形成促進
日中韓+ASEANの文化・経済圏発展に向けた、
アニメーション教育・研究のための共創プラットフォーム構築

アニメーション文化は今や全世界的な広がりを見せ、東アジアやASEAN諸国でも日本アニメが非常に普及しています。一方で中国では国産アニメが記録的ヒットを飛ばし、シンガポールでは世界大規模のアニメフェスティバルが開催されるなど、アジア諸国でアニメ文化が花開いています。しかし一方で、これらを支える人材の教育やこれらの文化を後世に伝えていくための研究などを見てみると、アニメーション専門の教育課程を持つ大学は非常に少なく、さらには実技を行う大学院課程を保有する大学はASEAN諸国では皆無であり、研究環境も十分とは言えません。

今後、このアニメーション文化・産業を、アジアの各国が共に創り、共に発展させていくために、日中韓およびタイ、シンガポール他、ASEAN各国の大学がネットワークを作り、教育カリキュラムの構築や、様々な交流プログラムの実施、知見の共有などを通して、アニメーション教育・研究の共同プラットフォームを構築していくことを目指したいと思います。

文部科学省「大学の世界展開力強化事業」において、東京藝術大学は2016年に「アジア諸国等との大学間交流の枠組み強化」(キャンパス・アジア)事業に採択され、ASEAN5カ国8大学と日中韓3カ国で実践的プロジェクトをすでに実施してきました。2021年には「アジア高等教育共同体(仮称)形成促進」(キャンパス・アジアプラス)事業に採択され、更に全学的な戦略の下に、アジア地域の文化芸術の発展のための交流を推進する「アジア・アートイニシアティブ」を設置しました。
本学の持てる様々な知見を最大限に活用し、将来のアジアのアニメーション文化・産業を担う人材を育成し、新たな表現や技術を開発し、アニメーションを中心としたアジア文化・経済圏の更なる発展に貢献することを目指します。