今年のCo-workでは、「愛の始まり」をテーマに、愛を感情的な体験としてだけでなく、普遍的な人間の価値として哲学的かつ芸術的に探求することを試みる。参加者は、古代の哲学的伝統や個人的な経験から着想を得て、多様な視点から愛について思索することが促される。人間の営みの根底にある力でありながら、愛はしばしば誤解されたり、当たり前のものとして見過ごされたりしている。複雑さを増す現代社会における愛の本質やそのかたち、表現をあらためて問い直す。
G = Tokyo Geidai (Tokyo University of the Arts)
K = K'ARTS (Korea National University of Arts)
C = CUC (Communication University of China)
GONG Yixuan（C）、PARK Miji（K）、鄒 南（G）、WU Yichen（C）
WEN Yujie、DENG Qiyun
LEE Minju、HWANG Jumi
3D Animation、Digital drawing、Modeling
2分10秒
愛は全てのものから生まれ得る。無数の宇宙の中で、愛は常に存在している。
母親は少年に愛についての子守唄を歌う。少年は、「愛とは何か」と考えながら、ゆっくりと眠りについていく。夢の中で、彼は無数の世界を旅し、さまざまな形の愛を目にする。
MA Yiqian（C）、LEE Euihun（K）、PARK Juhyun（K）、石丸 達人（G）
YU Haiquan、FENG Chang、ZHOU Jiaxi
石丸 達人（G）、KIL Minseo（K）
Hand drawing、Watercolor、2D Digital
1分25秒
私たちはしばしば、誇張され歪められた感情を通して愛を捉えがちだ。しかし、真実の愛は、幻想が消え去り、相手をありのままに受け入れ、向き合えるようになって初めて始まる。
あるキャラクターは、自分の眼鏡を通して、誇張された激しい形で愛を体験する。しかし時が経ち、その眼鏡が外れると、相手の本当の姿と向き合うことになる。
LIAN Yanling（C）、KIM Nayoung（K）、岡田 一那（G）、WANG Yaoting（C）
MU Zeqi、MI Xiaotian、ZHAI Shanshan
HWANG Hyena、KIM Hyesu
2D、Hand-drawn animation
2分02秒
母と娘の間にある、変わることのない永遠の愛--たとえ互いに無数の傷を与え合ったとしても、それは消えることはない。
娘はウィルスによって不思議な「爪(ツメ)」を患ってしまう。母親は娘の爪を切って助けようとするが、その度に二人は口論になってしまう。次第に娘は、「お母さんは自分のことを愛していないのではないか」と思い始める。
WANG Xiaomeng（C）、HYUN Changho（K）、KIM Semi（K）、コウ シンイ(G)、DONG Yuanting（C）
CHEN Siqin、LI Yueran、ZHANG Chuyan
LEE Miroo
2D Digital
1分48秒
人は、愛する誰かが大切にしているものを、自分も愛するようになる。
愛はそうやって伝わっていく--全てを密やかに折り合わせながら、一枚のタペストリーのように広がっていく。
母と娘、そして一匹の猫についての物語。娘は野良猫を家に連れて帰ったが、母親がその猫を受け入れようとしなかったことで言い争いになる。しかしやがて、母親は娘がどれだけその猫を大切に思っているかに気づく。
そして、娘を愛するがゆえに、母親も猫を受け入れることにしたのだった。
ZHU Hao Yuan（C）、HWANG Eunseo（K）、ハン スンミン（G）、ヴァヴジェシュキェヴィチ クラウディア（G）、LI Zhijiang（C）
CHEN Yaxi、LU Wei、JIN Daoqing、LI Changye
PARK Seho
2D Digital
1分39秒
愛へと至る旅を「時間の流れ」として捉え、想像の中で相手を美しく感じる瞬間と、ありのままに存在し続ける長い時間が互いに溶け合い、本当の「愛」が生まれる瞬間を描き出す。
点・線・面という要素を用いて、この物語は、ある男と女が初めて出会い、時間の流れの中で少しずつお互いを知り、やがて恋に落ちていく様子を描く。
岡本美津子、江口麻子、伊藤圭吾、齊藤光平、木山瑞嬉
LEE Jungmin、PARK Jong-Shin、KWAK Youngjin 、LEE Kyunghwa、OH Sang-a
JIA Xiuqing、CHENG Xing、WANG Ye
ハン スンミン、岡田一那、石丸達人、コウ シンイ、鄒 南、ヴァヴジェシュキェヴィチ クラウディア
HWANG Eunseo、HYUN Changho、KIM Nayoung、KIM Semi、LEE Euihun、PARK Juhyun、PARK Miji
DONG Yuanting、LI Zhijian、WANG Yaoting、WU Yichen、WANG Xiaomeng、GONG Yixuan、LIAN Yanling、MA Yiqian、ZHU Haoyuan
KIL Minseo、KIM Hyesu、LEE Miroo、LEE Minju、PARK Seho、HWANG Jumi、HWANG hyena
ZHAI Shanshan、CHEN Yaxi、FENG Chang、LU Wei、DENG Qiyun、MI Xiaotian、JIN Daoqing、LI Changye、CHEN Siqin、MU Zeqi、ZHOU Jiaxi、YU Haiquan、ZHANG Chuyan、LI Yueran、WEN Yujie
| 4月 | 3大学オンラインスタッフ会議において実施形式、日程、テーマなどを協議 |
|---|---|
| 4月−5月 | 各大学でCo-workの概要をアナウンス、参加学生の募集と決定 |
| 6月4日 | 今年のテーマの発表、各学生による自己紹介 |
|---|---|
| 7月1日 | 各学生によるテーマに基づいたシノプシスとコンセプトイメージのプレゼンテーション |
| 7月8日 | グループ分けをメールで発表 |
| 7月16日 | オリエンテーション、スペシャルレクチャー、グループワーク、懇親会 |
|---|---|
| 7月17日 | 文化ツアー |
| 7月18日 | 文化ツアー |
| 7月19日 | グループ作業 |
| 7月20日 | 休日 |
| 7月21日 | プレゼンテーション（企画、絵コンテ、ビジュアルデザイン、アニメーションテスト） |
| 7月22日 | グループ作業 |
|---|---|
| 7月23日 | プレゼンテーション（アニマティクス）、サウンドについての話し合い |
| 7月24日 | グループ作業 |
| 7月25日 | プレゼンテーション（サウンド付きのアニマティクス） |
| 7月26日 | グループ作業 |
| 7月27日 | 休日 |
| 7月28日 | グループ作業 |
| 7月29日 | グループ作業、MA |
| 7月30日 | 作品提出締め切り、完成上映会 |
回答者：参加者全22名のうち22名